借地権―土地を借りる権利

賃貸住宅に住もうとするときに、その管理会社または管理者との賃貸契約が必須であるのと同じように、私達が何らかの理由で誰かの保有している土地を借りたい、という時も借地権契約が必須であると言えます。この権利無くしては、他人の土地を用いて一戸建て住宅やマンション、商業施設等を建設することはできません。土地の賃貸契約を結んで初めてそれが行える、と言えます。

どのような契約にも、当初契約してから、ある程度経過したときに、契約の更新を行うことがありますが、これはこの借地権に関しても例外ではありません。

借地権は、契約者と土地所有者との間で結ぶ契約ですが、普通借地権ではこの更新が認められており、定期借地権では契約の更新が認められていません。普通借地権では建物買取請求権が有効ですが、定期借地権では認められていません。普通借地権が、最初は20年、その後10年ごとに契約更新であるのに対して、定期借地権は50年と決まっており、満了時は建物を取り壊してでも所有者に返還しなければなりません。

種類に関して混乱してしまうことも多い借地権ですが、普通借地権と定期借地権にはこのような違いがあり、お互いにメリットとデメリットがあります。

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